PCオーディオの現状

オーディオ
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前々回の続きで、現在のPCオーディオシステムについて語ってみたいと思います。

PCオーディオ事始(ことはじめ)
今回は、私がPCオーディオに、はまった経緯についてお話したいと思います以前にお話したように、現在私は、CDプレーヤーは使用せず、100%、PCオーディオで音楽を再生し、CDからリッピングした音楽データや、24bit96kHzやDS...

約3年前に、東京からから帰り、リスニングルームを再稼動させましたが、
その際、オーディオ専用PCを導入しました。
(東京時代はノートPCを使用していました)

オーディオマニアの中には、リスニングルームにPCを持ち込むことに抵抗感を感じる方もいらっしゃるようですが、
私は、PC導入に全く躊躇はしませんでした。
ただし、機種選定に当たっては、次の条件にあてはまるものを探しました。

  1. オーディオラックに収納することができるデザインであること
  2. ファンレスで無音であること

その結果、オランダのSTREACOM社のFC5 Alpha Fanless Chassisというケースを使ったファンレスPCを、秋葉原のオリオスペックから購入しました。

FC5 Alpha Fanless Chassis

PCのスペックについては、以前の記事をご参照ください。

ステレオ・ナウ
前回のステレオ初体験から50年弱経過した、現在の私のステレオ装置を、赤裸々にご紹介していきたいと思います。部屋まずは「部屋」。ステレオにとって部屋は非常に重要です。現在のステレオ部屋、リスニングルームですが、築2...

このPCケースは、CPUの熱をヒートパイプでケース外装フィンに伝える方式です。PCオーディオで使う限りは、ケースがほんのり暖かくなる程度で、十分な冷却性能を持っています。
分厚いアルミ板を使用した、質感の高いケースで、ルックスも気に入っています。

ハードディスクはモーターを内蔵し、振動源となるので、PCにはOS・プログラム用に小容量のSSDのみ内蔵させ、ハードディスク(WD Red WD80EFAX)は外付けケースに入れUSB接続しています。そのうち8TBクラスのSSDが発売されれば、内蔵させたいと考えています。

PCの電源については、当初は、付属のACアダプタ(スイッチング電源)を使用していましたが、昨年の春に、エーワイ電子のファンレス アナログ電源(DC12V5A、特注のファンレスタイプ)を導入しました。
トロイダルトランス、ショットキーダイオードを使った、非常にしっかりした電源です。

電源交換の効果は期待を大きく超えるものでした。
音の粒立ちがよくなるとともに、音の雑味やささくれが減少し透明感が向上、また、音場が一回り大きくなったように感じられました。

音質が改善した理由としては、
新しい電源ユニットが、PCに良質の電源を供給していることに加え、
それまで使用していた大容量のACアダプタ(スイッチング電源、デジタル電源)が空中に、あるいはACラインを通して撒き散らす高周波ノイズの悪影響から逃れられたことが大きいのではないかと考えています。

音楽再生ソフトについては、2013年のPCオーディオ事始以来ずっと、Jriver Media Centerを使ってきましたが、
最近は、JRMCとJPLAYという、禁断の組み合わせ(?)に挑戦中です。

JPLAY (femto) は確かに高音質なのですが、操作性はいまいち、いまに、いまさんです。
そこで、操作性はJRMC、音質はJPLAYの両立を狙い、
マルチチャネル再生システムの時にご紹介した、DLNAの「プッシュ再生」の仕組みを利用しています。
JPLAYをインストールすると、JRMCの、操作画面左上の「現在の再生リスト」に「JPLAY FEMTO]という項目が出現します。これを選択し、その上で、再生する曲を選択し、プレイボタンを押します。こうすると、JRMCで曲を選択し、JPLAYの再生エンジンを使用して、音楽を再生することができます。

マルチチャネル再生システム
SACDにはマルチチャネル(サラウンド)の音声が収録されているものが結構あります。また、以前ご紹介したnativeDSDやe-classicalという音楽配信サイトでは、ステレオとマルチチャネルの音楽ファイルをセットで販売していたりしてい...

さて。
アナログ電源導入に続き、
昨年12月に、DAコンバーターChord DAVEの音質を向上させる秘密兵器(?)である、同社の Hugo M Scalerを導入しました。

Hugo M Scaler

Hugo M Scalerは、PCとDACの間に挿入するアップスケーラーで、
入力されたPCMデータを高度な演算処理で、44.1kHzの入力だと16倍の705.6kHz、48kHz系だと768kHzにアップスケールしてDACに出力します。
DSDについては、PCMに変換したうえで、 705.6kHz で出力します。

2017年春に、Chord社から、Blu MkIIという、CDトランスポート兼アップスケーラーが発売され、大変な評判となり、気にはなっていたのですが、
大変高価な製品であり、
DAVEを購入したばかりだったこともあり、購入を見送りました。
私の場合、CDトランスポート機能はいらないので、
アップスケーラー単体製品が発売されないかな、と考えていたら、
本当に発売されたので、即導入いたしました。

音ですが、
Hugo M Scalerを挿入することにより、
DAVEの特色である、生々しくてかつ、自然な音に、
さらに磨きがかかる感があります。
特に、ハイレゾよりも、CDクオリティ(16bit44.1kHz)のファイルのほうが、音質改善の効果が断然大きいです。
言い換えると、16bit44.1kHzの音が、ハイレゾの音にぐっと近づく印象です。
昔買ったCDを聴きなおし、喜びをかみしめております。にやにや。

以上、PCオーディオの現状報告でした。

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