PCオーディオ事始(ことはじめ)

オーディオ
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今回は、私がPCオーディオに、はまった経緯についてお話したいと思います

以前にお話したように、現在私は、CDプレーヤーは使用せず、100%、PCオーディオで音楽を再生し、
CDからリッピングした音楽データや、24bit96kHzやDSDなど、いわゆるハイレゾソフトを楽しんでいます。が、
そもそも、PCで音楽を再生するようになったのは、
「音がいいから」ではなく、利便性を求めてのことでした。

2007年に、東京転勤で賃貸マンション住まいとなり、愛しのリスニングルームから引き離された私のオーディオ熱は、一気に冷めました。
とは言っても、音楽を聴くのをやめたわけではありません。
そんな私が目をつけたのが、appleのAirTunesです。

AirTunes(今のAirPlay)は、iTunesに登録された音楽データの再生時に、AirMac Expressに音楽を無線(wifi)にてストリーミングで配信するシステムです。
すなわち、AirMac Expressという林檎のマークがついた、白い小さな箱を手持ちのアンプにつないでおけば、クリック一つで好きな曲を、PCから離れた場所にあるステレオ装置から再生することができるのです。

AirMac Express

すごい。画期的です。
さっそく私は、AirMac Expressを手に入れ、
CDをパソコンに取り込むこと(リッピング)を始めました。
CDライブラリの大半はリスニングルームに置いてきたので、
帰省するたびに東京にCDを持って帰り、
せっせとリッピングに励みました。
手持ちのCD全てを取り込むのに1年くらいかかったかと思います。
手間はかかりましたが、しかし、
AirTunesで聴きたいアルバムや曲を瞬時に選んで瞬時に再生できるという、
大変便利な環境を手に入れることができました。
また、CDライブラリの整理もでき、一石二鳥でした。

ところがです。

オーディオマニアとは困ったもので、
AirPlayの音は「いまいち」だなと感じるようになってきました。
眠っていたマニアの血が騒ぎ出してきたのです。やれやれ。

ちょうどその頃は、「ハイレゾ」が話題になりはじめたころでした。
いろいろ調べてみると、「 USB DAC (DAコンバーター) 」というものをPCにつなぐと、CDからリッピングしたファイルはもちろん、ハイレゾファイルも再生することができるということが、わかってきました。
そこで、比較的手ごろ(でも定価5万円)な、KORGのDS-DAC-10というUSB DACを2013年に購入して、いよいよ「PCオーディオ」の世界に足を踏みいれたのでした。

DS-DAC-10

最初は苦労しましたよ。ええ。
だいたい、音を出すまでが一苦労でした。
音楽再生ソフトは、「音が良い」と評判だったアメリカのJriver Media Center(JRMC)を選択したのですが、まだバージョン19の頃で(現在はバージョン25です)、日本語化されていなかったことに加え、ウェブでの情報が少なく、JRMCの設定は全くの手探りでした。
安定的にハイレゾファイルを再生できるまで、1ヶ月くらいかかったと思います。

でもでも、いろいろ勉強させていただきましたが、出てきた音は、これまでの苦労を忘れさせるものでした。
AirPlayとは次元の違う音で、これなら専用のCDプレーヤーは、もういらないなと思いました。
こんな小さな箱(120(W)x 150(D)x 48(H)mm(突起部含む))から、こんな素晴らしい音があふれ出てくることが不思議でした。

しかし、マニアとは恐ろしいものです。
DACで音が変わることがわかると、
今度は、DACの性能が気になってきました。
一般的なDACでは、LSIメーカーが開発したDAC素子(チップ)を使用していますが、このDAC素子が音質を大きく左右します。
KORGのDS-DAC-10では、Cirrus Logic社のCS4398というチップが使われていましたが、
評判のよい、カナダESS社や日本の旭化成社のDACチップを使用した機器は、どんな音がするのだろうかと、いろいろ試したりしていました。

そんな私の目の前に忽然と現れたのが、英Chord Electronics社の最新DACである、DAVEでした。

DAVEちゃん

DAVE は、「Digital to Analogue Veritas in Extremis」の略で、ラテン語で「真理」を意味する「Veritas」 、「極限状態で」を意味する「in Extremis」を、「Digital to Analogue」に掛けてネーミングしたそうです。

このDAVEは、一般的なDAC素子は使用せず、
Chord Electronics社が、独自に開発したDAC回路が使用されています。
(ちなみにDAVEは形もユニークです)

オーディオ雑誌で異常に高い評価を受けていたので気にはなっていたのですが、
試聴したところ、一発でノックアウトされてしまいました。

結構いいお値段なのですが、
清水ジャンプ!
思い切って購入してしまいました。やれやれ。

このDAVEの音を表現するならば、

今まで聴いたことのない、生々しくてハイスピード、かつ、自然な音。
アナログもデジタルも超越した音

ということになるでしょうか。

私は、昭和の最後に初めてCDプレイヤーを手に入れて以来、
CD、SACD(スーパーオーディオCD)、ハイレゾと、
30年にわたり、デジタル音源を聴いていましたが、
DAVEの奏でる音は、デジタルの一つの到達点ではないかと考えています。

とにかく、DAVEで音楽を聴くのが楽しくてたまらない毎日です。

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