わが愛しのスピーカー

オーディオ
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ステレオ装置の花形は何と言っても、スピーカーです。

アンプで音が変わることが信じられない非オーディオマニアの方も、
スピーカーで音が変わることは信じていただけるのではないかと思います。

周波数特性を測定しても、
可聴帯域はフラットで、ローコスト機でも高級機と大差のないアンプに対し、
スピーカーでは、機種により、千差万別です。

とはいえ、周波数特性だけでは語れないところが、スピーカーの面白いところだと思います。

さて、私が愛用しているのは、
B&W 804D3という、
3wayのトールボーイスピーカーです。

ステレオ・ナウ
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このスピーカーは、私にとって、ステレオ初体験のサンスイ製スピーカーから数えて12代目のメインスピーカーとなります。
ちなみに、私のスピーカー遍歴は以下の通りです。

  • SANSUI SP-200
  • COVAL Flat 8II 自作バックロード
  • CORAL 6A70 自作バスレフ
  • VICTOR Zero-1Fine
  • TRIO LS-800
  • FOSTEX FE106Σ 自作バックロード(スワン)
  • FOSTEX FE108S 自作バックロード(スーパースワン)
  • DIATONE DS-205
  • MONITOR AUDIO Silver RS6
  • FOSTEX G1300
  • B&W 804D
  • B&W 804D3

さて、804D3に話を戻しますが、このスピーカーは、高音・中音・低音ユニットそれぞれに
適したダイヤフラム(振動板)が使用されています。

まず、エンクロージャーから独立したアルミハウジングに格納されている(通称ちょんまげ)ツイーターですが、
そのダイヤフラムには、人造の結晶ダイヤモンドが使用されています。

ダイヤモンドツイーターというと、キンキン・カンカンとした、きつい音を想像されるかもしれませんが、
全くそのようなことはなく、強調感のない、自然な音がします。
これは、

  • 振動板の硬度が大きく(何と言ってもダイヤモンド)、共振のピークが可聴帯域外にある、
  • アルミやチタンよりも内部損失が高く、固有音が小さい、

ためであると考えられます。

ウーハーの振動板は、発泡系の素材をカーボンファイバーで包んだ複合素材で、外側は薄く内側は厚い形状をしています。
口径が16cmと小さいことと相まって、非常に強靭な振動板です。

ウーハーの口径と、エンクロージャーの大きさからは想像つかない量感と、スピードが両立した低音を醸します。
レンジも十分に広く、テストディスクで確かめたところ、30Hzまで十分なレベルのレスポンスがあります。

ミッドレンジは、これまでの黄色いケブラー織布に替わり、新しく、銀色に妖しく輝くコンティニュアムコーンが採用されました。
薄くて軽くて柔らかいコーンから(オーディオショーでサンプルを触らせてもらいました)、繊細かつダイナミックな音が飛び出してきます。
ボーカルがすばらしく、特に女性ボーカルは絶品です。
前作である804Dから一番進化したのは、このミッドレンジだと思います。

エンクロージャーは、木製ですが、B&W得意のマトリックス構造で、極めて強靭、コチコチです。

このスピーカーの凄いところは、
高音・中音・低音ユニットのそれぞれに
全く違った振動板が使用されているにもかかわらず、
それぞれのユニットがキャラクターを主張することがなく、
あたかも、フルレンジスピーカーを鳴らしているがごとく、
音色やスピードが揃っているかのようにきこえるところです。

フルレンジスピーカー歴20年(長岡バックロードですが)の私が言うのだから、まちがいありません。

ミッドレンジが、広い帯域(恐らく300Hz~4kHzくらい)を受け持っていること、
微小音を、余さず再生してくれることから、
ステレオ感も最高、素晴らしいです。
ソースに依存するところも大きいですが、
優れたソースを再生すると、

スピーカーの存在が消え、
空間から音が生まれて消えていく様子が
つぶさにわかります。

入力した音がそのまま出てくる感じで、
入力機器に手を入れたり、ケーブルを交換したりすると、
面白いように反応してくれます。

決して安くはありませんが、
出てくる音を考えると、コストパフォーマンスは高いと思います。

愛してます。

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