好き好きアクセサリー 2

オーディオ
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オーディオアクセサリーの第2弾は、インシュレーターです。

オーディオ機器は、振動の影響を受けると、音が濁ったり、音場の見通しが悪くなったりしてしまいます。
このため、オーディオ機器とオーディオラックの間や、 オーディオ機器と床の間に、
木材や金属、ゴムなどを挟むことにより、
振動を遮断したり、吸収したりして音を調整するのですが、
この挟む物体のことをインシュレーターといいます。

電源ケーブルと同じく、インシュレーターもいろいろ自作しております。
自作したほうが、面白いし、勉強になるし、第一安いです。
ホームセンターで買えば数百円の金属板やゴム板が、
「オーディオ用」と銘打つだけで、
数千円、数万円になるのが、
オーディオアクセサリー界の現状です。(やっぱりヲカルト?)

経験上、単一の素材をそのままインシュレーターとして使では、その素材が持つ音色が、出てくる音に強く表れる傾向があります。
このため、複数の素材を組み合わせて使用するほうが、音に癖がつきにくいと思っています。

例えば、
上の写真は、黒檀の円柱(直径55mm×高さ30mm)の両面にコルクシートを貼り付けたものです。本棚に設置しているBGM用スピーカーに使用しています。

これは、真鍮の円柱(直径50mm×高さ20mm)の両面にJ1プロジェクトのIDSコンポジットというオーディオ用振動吸収素材を貼り付けたものです。以前、CDプレーヤーのフットとして使用していたものです。
(現在は、振動対策としてオーディオ用PCの天板の上に載せています。)

さて、最大の振動源であるスピーカーのセッティングについてです。
私はもともと、スピーカーは、がたつきや、ふらつきなく、リジッドに設置すべきであるという考えをもっており、
B&W804D3も、最初は付属のスパイクにKRYNA(クライナ)のスパイク受けを組み合わせて設置していました。

が、現在は、カナダIsoAcoustics社の GAIAという、振動吸収型のインシュレーターを使用しています。

GAIAを知ったのは、
アメリカの「elusive disc」という、オーディオ機器・アクセサリーとオーディオマニア向けソフトの通販サイトからのダイレクトメールです。

何となく興味をひかれてウェブで調べてみると、

GAIAは、横方向の動きや振動を抑えながら、高度なスピーカーアイソレーションを提供し、音の透明度と開放性が高めます。

とのことで、
アメリカのステレオファイル誌をはじめ、
アメリカやカナダのオーディオのサイトでも高い評価を受けているようです。
また、北米各地のオーディオショーで、
FOCALのトールボーイスピーカーを2組用意し、
1組はオリジナルのスパイクを、1組はGAIAを装着し、聴き比べるという、興味深いデモを行っています。(デモの動画が同社のホームページにあります。)

同社は、もともとスタジオスピーカーのインシュレーターを開発していた会社のようで、
日本では輸入商社のエレクトリから、ISOシリーズという、スタジオスピーカー用のインシュレーターが発売されています。
ただ、GAIAシリーズは日本には未導入のようです。

IsoAcousticsのISOシリーズ

GAIAシリーズは、使用するスピーカーの重量により、
32kgまではGAIA III
54kgまではGAIA II
100kgまではGAIA I
の使用が推奨されています。
(より重量級のスピーカー向けに、GAIA TITANというシリーズが新たに加わっている模様です)

写真で見る限り、つくりはしっかりしているようで、
ルックスも悪くないです。
値段も一組$300と、(オーディオ用アクセサリーとしては)まずまずリーズナブルなので、
GAIA IIを、個人輸入してみました。(米アマゾンを利用)

注文から約1週間で到着しました。
外装はステンレスで、スモークシルバーというか、ブラックロジウムというか、
鈍く光輝いており、なかなか高級感があります。
底部は厚めの合成ゴムです。

さっそくB&W804D3のスパイクをはずし、GAIA IIをねじ込みます。
指定通り、メーカーロゴが前面にくるようにします。

装着してスピーカーの上部を押してみると、ゆらゆら揺れます。
こんなゆらゆらでいい音がするのだろうか、不安になります。
ただ、揺れ続けるということはなく、
揺れはすぐに収まります。しっかりとダンプされているようです。

一方、スピーカーの足元を押しても、あまり動きません。
このことから、GAIAは、垂直方向はコンプライアンスを持ち振動を吸収するが、水平方向はリジッドでスピーカーのコーンの反作用を抑える構造ではないかと想定されます。

音を出してみました。
まず気がつくのは、床の振動が減少したことです。
スピーカーが床からまさにインシュレート(分断)された感があります。

肝心の音はどう変わったか。

GAIAを使用することにより、
高音が出るようになったり、低音が伸びたりということはありません。
また、音色が変化することもありません。

一方で、
音の透明感がアップし、SNが良くなるとともに、
音場の見通しが良くなり、
音像の位置関係が明確になるなど、
ステレオ感は明らかに向上します。
サウンドステージが一回り大きくなったように感じられます。

また、GAIAを装着したことによるデメリットは感じられません。
低音の腰が弱くなったり、付帯音が付くということはありません。

うーん。
ゆらゆら動くのは私の主義には反しますが、効果を認めざるを得ません。
いや、結構おすすめかも。

購入以来ずっと装着したままであります。

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