アナログ to ハイレゾ その2

オーディオ
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前回のつづきです。

さあ、
LPレコードをハイレゾで録音していきましょう。

と、その前に。

録音に入る前に、まず行う必要があるのが、
LPレコードのクリーニングです。
レコード特有の、パチパチ、ボツボツ、ブチッといったノイズは、
なるべくなら録音したくないものです。

さて、
レコードのクリーニングひとつとっても、
なかなか奥が深いところが、
この趣味の面白い(恐ろしい)ところです。

昔は、レコードのクリーニングといえば、ベルベットのレコードクリーナーが定番でしたが、特に空気が乾燥する冬などは、クリーナーで盤面をこすることにより、盛大に静電気を発生させてしまい、かえって埃を盤面に付着させてしまったような気がします。
今は、マニア向けに、バキュームタイプのクリーナーや、超音波を利用したクリーナーが発売されています。とても効果がありそうですが、お値段は10万円から60万円もします。
レコードのクリーニングにそこまで支払うのはためらってしまいます。

そこで、私は、自分なりに工夫した方法で、
レコードをクリーニングしています。
ご参考までに、アナログ歴45年の私のクリーニング方法をご紹介します。

用意するもの

用意するのは次のものです。

  1. 精製水
  2. 無水エタノール(アルコール)
  3. 富士フィルムドライウェル(界面活性剤)
  4. スプレーボトル
  5. デンターシステマ歯ブラシ
  6. 窓用バキュームクリーナー(ケルヒャー)

入手先ですが、私は、1と2と5はドラッグストアで、4は百円ショップ(ダイソー)で、3はヨドバシカメラで、6はAmazonで入手しました。全部揃えても1万円でお釣りが来ます。
バキュームクリーナーは少々お高いですが、窓の清掃にも使えます(というか、本来の用途は窓の清掃だったりします)。
以上はすべて、オーディオ用ではありません。だいたい、「オーディオ用」と名がつくと、なんでも値段が跳ね上がるような気がします。

1 精製水
2 無水エタノール
3 ドライウェル

クリーニング液の作成

まず、クリーニング液をつくります。
スプレーボトルに精製水と無水エタノールを4:1の割合で投入し、
そこにドライウェル5mlを加え、ふたをしてよく振ります(分量はだいたいの目安です。また、ボトルがほんのり暖かくなりますが、正常です)。
これで、市販のものより圧倒的にローコストなクリーニング液の完成です。じゃぶじゃぶ使ってレコードをきれいにします。

4 スプレーボトル

盤面のクリーニング

いよいよレコードをクリーニングしていきます。
プレーヤーのターンテーブルに洗浄するレコードを置き、盤面に、クリーニング液を、まんべんなく、たっぷりとスプレーします。

約40年前のレコードです。

次に、ターンテーブルのスイッチを入れ、デンターシステマ歯ブラシをレコードの外周部にそっと当て、汚れをかきだしていきます。
歯ブラシを徐々に内周まで移動させていきます。
外周→内周を2,3回繰り返したらターンテーブルを停止させます。

外周から、
内周へ。

デンターシステマ歯ブラシを使用するのは、毛先が超極細で、レコードの音溝の奥に入り込んで塵や埃をかき出してくれる(と思われる)からです。
システマにはいろいろな種類がありますが、レコードクリーニングには、ハンドルがまっすぐな、「コンパクトストレートハンドル」(ハンドルが透明樹脂のもの)が使いやすいと思います。
また、毛先が痛みやすいので、こまめにルーペで毛先を観察し、早めの交換を心がけましょう。

仕上げ

最後に手でターンテーブルを動かしながら、窓用バキュームクリーナーで、盤面のクリーニング液を吸引します。
そのまま10分ほど乾燥させるとクリーニング完了です。

6 バキュームクリーナー
私が入手したものは、大小2つのクリーニングヘッドが
付属していますが、レコードのクリーニングには
小さいほうのヘッドを使用しています。

これで、
パチパチノイズが劇的に減少します(ゼロにはなりませんが)。
また、静電気の発生もありません。

まだまだ つづきます。

<ご注意>
アルコールは盤面をいためるので、レコードのクリーニングには使用すべきではないと主張される方もおられます。
以上のクリーニング方法をためされる場合は、ご自分の責任で行っていただくよう、
お願い申し上げます。

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